Tweenerを普段良く使うのですが、あまり使ってなかった機能で、最近便利だと思った機能があります。useFramesというオプションです。
使い方は次のような感じ。
Tweener.addTween(target, {useFrames:true, alpha:1, time:3, transition:'easeOutQuad'});
useFramesをtrueにすると、timeの値がフレーム数で指定できるようになります(この場合は3フレーム)。また、アニメーションもタイマーではなく、フレームレートによるタイミングで動作します。(古いリビジョンでは動かないとありますが、最新のものは大丈夫そうです)
つまりフレームレートが落ちているときに、タイミングがずれたりしないのです。これがすごく大事。
タイムラインアニメーションとスクリプトによるアニメーションを併用することがわりとあると思いますが、Tweenerは基本的にタイマーで動作するため、フレームレートが落ちたときに、アニメーションがずれてしまうことがあります。このオプションでこのズレを回避できます。
できるだけフレームレートが落ちるような処理を回避して軽く作る、というのが大事と思っていますが、低スペックマシンで再生したときに変な動きをする、あるいはエラーで止まってしまうなんて事が無いように、両方使う場合には使ってみるといいかもしれません。
他のTweenライブラリでこういうフレームレートに応じた処理を入れてるライブラリはあるんだろうか・・・と思ったらBetweenAS3にもあるみたい(_frame)。さすが。